最終更新日 2002年4月12日
2001年から名称が「MACWORLD Conferece & Expo/Tokyo」となったMACWORLDは、2002年は、開催時期が2月から3月に、会場を日本コンベンションセンター(幕張メッセ)から東京ビッグサイトに変えて、2002年3月21日から3月23日の3日間開催された。
展示会の方は、ビッグサイトのNo.2、No.3ホールを使用して、規模としては小さかった方かも知れない。
エプソン販売、富士ゼロックス、丁度、米国本社が合併でゆれている日本ヒューレットパッカードなどの出展がなかった。
目立った新たな出展はなかったが、パソコン販売のソフマップが6年ぶりに復活した。
今年も基調講演にApple Computer CEO スティーブ・ジョブズが登場、講演冒頭に予定内容を明かすといった、今までとは違った進め方となった。
その基調講演では、MacOS Xネイティブ対応のPhotoshop7.0日本語版のβ版の紹介や、Macintosh黎明期から日本語用ソフトウェアを開発してきたエルゴソフトCEOでコーエーグループの会長である襟川陽一氏が、MAC OS Xのヒラギノフォント20000文字に対応したワープロソフトEGWORDを紹介(氏は「信長の野望」「三国志」や「決戦」などのプロデューサーであるシブサワ・コウその人である)、27種類の「渡辺」を表示して出版にも対応できる事をアピールしたり、Macを利用して制作されている「スターウォーズ エピソード2」のTrailer Movieの日本初公開するなど、日本での講演を意識した内容も盛り込まれていた。
基調講演の目玉のひとつが、Bluetooth対応である。Bluetooth対応の携帯電話でインターネットに接続したり、Bluetooth対応CLIEでHotSyncさせたりしてみせた。Mac本体としてはUSBモジュールで対応する。
もう一つの目玉は、iPodの10GBモデルの発表である。なんでも2000曲が収録できるとの事だが、東京−サンフランシスコ間を6往復しても別々の曲を聞きつづける事ができる、という例えを出した。また、iPodに新しくContact(住所録)の機能が追加になった。vCard対応ということでいろいろなアプリケーションとの連係も可能。
残念な発表もあり、iMac各モデル2万円の値上げも発表になった。液晶モニターやメモリの急騰によるものだそうだ。
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