MacOS X
先進的なユーザーインターフェース「AQUA」を備えた次世代OS「MacOS X」をアップルのテーマシアターでデモ。
MacOS X のめざすもの
新オペレーティングシステム「MacOS X」は、新たなユーザインターフェースや新技術により、単なる箱(HW)を越えて、最先端の環境を提供する。
夏にはお目見え
MacOS Xは夏にはリリースされ、2001年1月にはハードウェアにプレインストールされる。日本語版も英語版と同時リリースの予定だ。
Darwin
MacOS Xは、「Darwin」と呼ばれるLinuxライクのMarchカーネルがベース。
内部的にはBSD UNIX+March+Linuxのようなものらしい?
新たな日本語フォント
MacOS X日本語版では大日本スクリーン製造の「ヒラギノフォント」をベースとしたフォントがバンドルされる。
DTP業界の一部では「ヒラギノショック」とまで言われているらしく、モリサワ中心のフォント業界に影響を与えるのではないかとさえ言われているという。
先進のインターフェースAQUA
MacOS X の新ユーザーインターフェース「Aqua」。
GUI
AquaのGUIを説明するサウンドプレファレンス画面。
スライダ、プルダウンメニュー、ラジオボタンなど見なれたGUIも半透明で美しい。デフォルトのボタンもしなやかに点滅。
CLOSE・MAX・MIN
クローズ、最大化、最小化をおこなうための3色のボタン。
マウスカーソルをあわせると「◯」「×」「−」などのシンボルがあらわれる。
下側に位置するウインドウでも前面に持ってくることなく操作ができる。
新保存ダイアログ
新しいファイル保存ダイアログ。従来の画面の真ん中にあらわれるタイプではなく、アプリケーション(ウインドウ)に付属する形であらわれる。
これで保存操作が終わるまで他の処理が出来ないということはなくなる。この画面の状態のままウインドウを動かす事もできる。
新ファインダ
新ファインダ。アイコン形式、ファイル一覧形式などであらわされる。
新ファインダではファイルのプレビューができる。ムービーファイルであればその場で再生も可能。
クラシックアプリケーション
旧OS(MacOS9)用アプリケーション(クラシックアプリケーションという)も問題なく動作する。Excelが動いていました。
ただし、AQUAの先進的機能は利用できない。
新機能ドック
AQUAの新機能「ドック」。
アプリケーション、ファイル、などどんなオブジェクトも画面下の領域に退避できる。右の画面はドラッグしてドックに収容しようとしているところ。
ドックのアイコンが小さくなっても、カーソルをあわせれば拡大表示されるので、操作性には問題がない。
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