燃えよドラゴンズ!! '91 大竜界


データ

メーカー/レーベルキングレコード
レコード品番KICS-99
リリース時期1991年(平成3年)4月21日
価格(当時)2500円(税抜価格2427円)

曲名歌詞歌手作詞作曲編曲備考
燃えよドラゴンズ!! '91久野 誠山本正之山本正之神保雅彰 
ドラゴンズに乾杯!久野 誠,鈴木久美子山本正之山本正之藤原いくろう 
モエドラおばさんラップ山本正之,ラップ:杉山佳寿子山本正之山本正之藤原いくろう 
竜の涙割り山本正之山本正之山本正之藤原いくろう 
好きよ、ストレート! だから今夜もここに来たピンクピッギーズ山本正之山本正之藤原いくろう与田 剛投手の応援歌
夢は1001、ドラゴンズ山本正之山本正之山本正之神保雅彰 
勇気プリプリまっぷりま水谷優子亀山哲彦亀山哲彦藤原いくろう 
燃えよドラゴンズ!往年の名選手編山本正之,久野 誠山本正之山本正之神保雅彰 
オリジナル シュプレヒコール 山本正之 


全9曲を収録する初のCDアルバム。

燃えよドラゴンズ!! '91
平成3年の「燃えよドラゴンズ」だがCDシングル版の「燃えよドラゴンズ!! '91」とは歌詞が違う。
燃えよ!! ドラゴンズ'77」のように、1番 誰々、2番 誰々...という歌詞になっていない。これはシーズン前に制作が開始されたため打順が確定していなかったため。
順番はほぼ打順のとおりだが、やはりCDシングル版とは違い、彦野、立浪、宇野、落合、ライアル、仁村、大豊、中村といった打順。

ドラゴンズに乾杯!
久野誠氏と鈴木由美子氏のデュエットソング。
歌詞に選手の名前(氏名の名の方)を列挙するところがあって、ひろみつ(落合)、まさる(宇野)、かずよし(立浪)、げんじ(郭)、まさひろ(山本昌)など18人が登場する。 CDシングル版の「
燃えよドラゴンズ!! '91」のC/Wのにも収録。

モエドラおばさんラップ
ほとんど台詞。おばさんが名古屋弁で延々と語り、合間に「燃えよドラゴンズ」のサビが入る。
台詞には中山球団社長(当時)まで登場する。
“おばさん”は、アニメのGUGUガンモ。やうる星やつらのテンちゃんなどの声を担当していた杉山佳寿子氏で、彼女も地元名古屋市出身。

勇気プリプリまっぷりま
タイトルからしてよく意味がわからないが、この曲だけ山本正之作品ではないので「なんか違う」ような気がする。ただ、作曲の亀山哲彦氏は山本正之氏の関連スタッフである。
「ほしのの怒った顔に 日本中びびりまくり」というの歌詞はよかった。

歌うのは地元愛知県海部郡出身の声優の水谷優子氏。「ちびまるこちゃん」の「お姉さん」の声で有名。

好きよ、ストレート! だから今夜もここに来た
与田剛投手の応援歌的な曲。歌詞は女性ファンの心理で展開する。
歌う「ピンクピッギーズ」はタイムボカンシリーズの主題歌等のコーラスも手掛ける、山本正之氏のバックコーラスグループ。
未確認ながら、ピンクピッギーズがコーラスや共演でなく、単独で登場するのはこの曲のみである。

ピンクピッギーズのメンバーは、声優プロダクション「ぷろだくしょんバオバブ」の声優、研修生などで構成されているらしい。随時メンバーは入れ替わっているようだが、この時にすでに声優の川上とも子(倫子)氏が参加しているため、ファンにとっては幻の曲とも言われているという話もある。

燃えよドラゴンズ! 往年の名選手編
燃えよドラゴンズ!公式ページ 」(1999年12月で終了)にも掲載されていなかった「燃えよドラゴンズ」で、歴代の中日選手が登場する。
山本正之+久野誠コンビで歌い上げる。
歌詞の内容は下記の通り。(歌詞はこちらを参照。)

イントロ
イントロ前に昭和63年(1988年)の優勝の瞬間から星野監督の胴上げシーンまでのCBCの実況録音が入る。もちろん、実況は久野誠アナウンサーだ。久野アナウンサーは「今日の郭は落ち着いている!」と絶叫していたが、テレビ中継していた東海テレビでは、吉村アナウンサーが「郭は泣いています!」と言っていた。どっちが本当?と思っていたら、後日の郭源治氏の談では「あと一人の時に込み上げてくるものがあった」との事でした。
全体で5分5秒の曲だが、この実況録音が1分10秒もある。

1番
ファンがつめかけるのはナゴヤ球場ではなく中日球場だ。

2番
1番〜4番は、中、高木守、本多、西沢。西沢はホームランだ。

3番
5番〜8番は、江藤、杉山、谷沢、木俣。なんとみんなホームランだ。

4番
投手陣は、大エース服部、フォークボールの杉下、鈴木孝政、権藤博、そして男 星野だ。

5番
控え陣は、盗塁王岡嶋、代打サヨナラ満塁ホームランの広野、怪力森徹、そして、河合、島谷、一枝。

6番
近藤貞雄・杉浦清の三河出身コンビ、井上、そして外国人選手でマーシャル、マーチン、モッカ、ミラー、デービス、ゲーリーが登場。

7番
再び投手陣で、都、稲葉、空谷、大矢根、板東、牧野、児玉、法元、柿本、野口、伊奈。

8番
名古屋軍からはじまり、中部日本、中日と変遷、そして西鉄を倒して日本一、天知監督の胴上げとなる。

なお、この「往年の名選手編」は2001年に名鉄グループドラゴンズ後援会向けの非売品CDとして歌手・山本正之氏、新アレンジでCD化されている。


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