燃えよドラゴンズ!



データ

メーカー/レーベル東宝レコード
レコード品番AT-1085
リリース時期1974年(昭和49年)10月10日
価格(当時)500円

曲名歌詞歌手作詞作曲編曲備考
燃えよドラゴンズ!板東英二山本正之山本正之神保正明A面
中日小唄板東英二山本正之山本正之神保正明B面


昭和49年(1974年)、中日ドラゴンズが巨人のV10を阻止して20年ぶりに優勝をかざったが、その年にリリースされ、大ヒットしたのがこの「燃えよドラゴンズ」。まさに記念すべきレコード。

歌詞に登場する、高木、谷木、井上、マーチン、星野、松本、渋谷といった名前を見ると、最後のサードライナーの瞬間が目に浮かんでくる。

イントロの冒頭部分が「月光仮面」と同じだという意見もあるが、そんな事はどうでもよく、打順の順番で名前を連呼するといった歌詞構成が大きなインパクトを与えた。
その打順は、高木、谷木、井上、マーチン、谷沢、木俣、島谷、広瀬。

作詞・作曲の山本正之氏は安城市出身で、この「燃えよドラゴンズ」がデビューだ。
当時、大学生の山本正之氏がデモテープをCBC(中部日本放送)に送り、放送局の関係者に認められてリリースされたまさに伝説の作品。合計約40万枚の大ヒットとなった。
なお、「一番 高木が塁に出て 二番 谷木が送りバント...」の歌詞がお馴染みだが、この年、谷木選手は送りバントは6つしか記録していない。名古屋のケーブルテレビ局スターキャットの番組「燃えドラ!スタジアム」の井上弘昭氏ゲストの回(平成19年5月24日放送)によれば、「一番 高木が塁に出て 二番 谷木が送りバント」となったのは、下記3回しかなかったという。
 ・6月25日 高木守 四球 谷木 送りバント
 ・7月28日 高木守 2塁打 谷木 送りバント
 ・8月1日 高木守 四球 谷木 送りバント
6月25日の時の3番は谷沢選手、7月28日の3番は木俣選手、8月1日は井上選手だったが、ショートゴロに倒れた。従って、歌詞通りになったのは一度もない。

歌うのは元中日ドラゴンズのエース、当時CBC野球解説者、現在はタレントとしても活躍する板東英二氏。

B面は「中日小唄」。音頭調の楽曲。


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