メーカー/レーベル | 日本コロムビア |
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レコード品番 | CODA-2045 |
リリース時期 | 2002年(平成14年)6月21日 |
価格(当時) | 1155円(税抜価格1100円) |
2000年以来の2年振りとなる「燃えよドラゴンズ」。
この年、2002年に「燃えよドラゴンズ!ナゴヤドーム合唱編」が登場し、これが好評で、ファンからの要望に応える形でリリースされた。
歌うのは「アニキ」水木一郎氏。ジャケットは、水木氏のヒーローもの・ロボットもののイメージから中日を応援する空想メカが描かれている。
水木一郎氏は勝利の叫び以来のドラゴンズ応援歌の登場。
イントロが、いわゆる1987年に登場したタイプに戻った。
また、「雄叫び」が特徴の水木氏という事もあって、6番の直前、6番と7番の間奏の部分で「Go!」「Dragons!」といった雄叫びが入る。
カップリングの「ナゴヤドーム合唱編」は、2002年のシーズンからナゴヤドームでの毎試合7回の攻撃前にがかかるようになったもの。
2001年までは「嵐の英雄(ヒーロー)」であったが、やはり盛り上がりに欠けたのか、ナゴヤドーム5年の節目であることもあり、かねてから、ファンからも球団に復活の声が寄せられた事もあって、遂に登場した。
開幕戦でのいきなりの登場が反響・話題になり、開幕2試合めからは試合開始前にもかかるようになった。また、勝ちゲームのときはヒーローインタビューの後のチアドラゴンズの踊りの後にもかかる。
歌詞は、お馴染みの「遠い夜空に〜」で歌い出すパート、他球団を一蹴するパート、優勝を願って監督の胴上げを歌うパートの3コーラス構成。
なお、山本正之氏の発案により「燃えドラ」を知らないような子供でも歌いやすいように、ややテンポがゆっくりしたものになっていて、これが「開幕時使用バージョン」である。やや遅すぎる、イニング間が長くなるなどの理由か、5月以降に少しテンポアップしたものに変更、これが「5月以降使用バージョン」である。
ナゴヤドームでの応援風景はこちら(画像が多いので注意)。
また、2004年のシーズンからは試合開始30分前にもかかるようになった。
CDへの収録では、「開幕時使用バージョン」の冒頭にやはり水木氏の「Dragons!」の雄叫びが入る。
なお、 リリース時にCBC(中部日本放送)では、サブタイトルに「燃えよドラゴンズ」と銘打ったTV野球中継や、関連番組と連係したキャンペーンを展開し、ジャケットにあしらわれたロボットのアニメーションも製作された。
「ナゴヤドーム合唱編」を例に出すまでもなく、おそらく「燃えドラ」としては、はじめて中日球団の全面的なバックアップが行われたものと思われる。
そういった事もあってか、CDリリース直前の2002年6月19日には、水木氏がナゴヤドームで始球式を行った。また、7回にはライトスタンドの応援団の中で「ナゴヤドーム合唱編」を歌い、ファンと共に盛り上がった。
また、2004年シーズン当初からはナゴヤドームでは、落合監督に変わったことで、山田監督の胴上げを歌う3コーラス目が削除された2コーラスバージョンになった。
この2コーラスバージョンは、この年、7月からセ・リーグ1位を続ける好調さで「燃えよドラゴンズ!2004」が緊急発売されたが、発売が発表されたタイミングの8月末に「燃えよドラゴンズ!2004 ナゴヤドーム合唱編」にとってかわった。